本気で自分を変えたいと思ったことはありませんか?何度もあったはずです。その時にあなたはどんな行動をとりましたか?
本気で自分を変えようとすると、並大抵のことではありません。これまで生きてきた自分を否定することになります。
まったくのゼロから自分を作らないと、今までの習慣にどっぷりと浸かっている状態では、自分を変えることなどできないから。
目次
本気で自分を変えたいと思ったときにまず取るべき行動とは?
あなたが本気で自分を変えたいと思うのはどうしてですか?今の自分に満足していないからですね。では具体的にどんな行動をとるべきなのでしょうか?
今の自分のことを把握する
本気で今の自分を変えたいと思ったのであれば、まず今の自分がどんな状態か?自分とはどんな人間か?を知るべきです。これまでの人生をさかのぼり、子供時代から今に至るまでどんなことがあり、その時にどんな気持ちになったか?どんな対応をしたのか?
まずは自分自身を把握しないと、自分を変えることはできません。
自分をわかっていないと知らず知らずのうちに、同じことを繰り返してしまうから。これまでの人生で積み重ねた習慣を簡単に変えることはできません。それは無意識のうちにあなたを動かしているから。
なので、まずは客観的に自分を分析し、どんなところが弱いのか?強いのか?それを踏まえたうえで、順を追って行動していかないと自分を変えるのは本当に難しいもの。
自分がどう変わりたいのかを考える
あなたが本気で自分を変えたい、という気持ちは伝わりました。しかし、自分を変えたいと言いますが、どのように変わりたいのかをあなた自身で明確にイメージできているのでしょうか?
ただ、漠然と今の自分がダメだから、嫌いだから変わりたい、と言っているのでしょうか?それであれば、かなり難しいです。別の記事でも触れましたが、あなたが意識の上で変えたい、変えようと思っていても、潜在意識で脳がそれを阻もうとします。
なぜなら、これまでの生き方を変えるというのは、あなたにとっては前向きでも脳からすれば、自らを危険にさらす行為と判断されるから。
良くない習慣ながらこれまで何とか生きてこられたことを、あなたの脳は「生きていける習慣」と認識している。その生きていける習慣を変えることは、脳からすると「生存の危機」と判断する、ということ。
だから新しいこれまでにないあなたの行動を脳は全力で阻止しようとします。あなたを守るために。
つまり、あなたが戦うべき最初の相手はあなた自身ということ。しかもかなりの強敵、あなた自身でありながらあなたの言うことをなかなか聞かない。この相手はじっくり時間をかけて挑む必要があります。
脳にとって習慣とはあなたを守る手段。脳に時間をかけて新しい習慣を理解させないと、あなたは目的を達成することができない。つまりまずあなたは目標に向けた行動を起こして、それを愚直に実行、継続させる。
その行いが一定期間継続されると、脳は?と感じた後、その行いが正しい習慣だ、と認識します。その間はあなたと脳との戦い。あなたは自分に負けないようにひたすら行動に移すのみ。それが脳に勝つ唯一の方法。
もちろんあなたが行動に結びつけられる具体的な目標を立てることが、第一ですが。
自分を受け入れる
最近の自己啓発書やセミナーでしきりに言われているのが、「自分を受け入れる」「自分を認める」「自分を許す」こういったフレーズは本当に多い。自分を受け入れる、と言われてもどうすればいいかわからない?という感じはしませんか。
自分を認める、と言われるけど今まで認めていなかったの?なんでわかるの?という感じを持ってしまう。
結論的には、「自分を受け入れる」も「自分を認める」も「自分を許す」もほぼ同じ内容。要は今の自分そのままが自分であると考えてしまえばいいのです。もう少し〇〇のスキルを身に着けないといけない、とかそんなのはいいのです。
逆にこんな自分だけど何が悪い、と開き直るぐらいがちょうどいいのです。人目を気にせず、自分の思ったことを口に出す。最初は緊張します。自分の発言は間違っていないだろうか?適切な返答だっただろうか?でもそんなのどうでもいいのです。
あなたが思っている程、あなたのことにみんな関心があるわけではないから。
あなたがまわりを気にせず自分の意見を言ったり振る舞ったり出来れば、自分を受け入れた、と言えるのです。
本来の自分ではないものを手放す
自分のことを理解、把握し自分のことを受け入れられたら、あなたは自分のやりたいこと、やりたくないこと、そしてやりたくないのに仕方なくやっていたことが、段々明確になってきたはず。
今までのあなたがやりたくないことを仕方なくこなし、そして人生が面白くない、つまらないと感じていたはず。なので本気で自分を変えたい、このつまらない人生を抜け出したい、と思っていたのです。
でも、やりたくないことをやらない・・・。
言葉では簡単ですが、例えば仕事。あなたが仕事にやりがいを感じていないなら、それも手放さないといけませんん。ただ、仕事を辞めると収入が途絶え、とたんに生活が行き詰まることになります。
この場合は仕事を変わる、というのも一つの方法。世の中には数え切れないぐらいの仕事があります。目先の収入にとらわれていてはいけません。長期的なスパンで考えて仕事も選ぶ必要がある。
あなたが本当にやりたい仕事を見極めましょう。それまではやりたくない仕事もあなたの将来のため、と思って続けるしかない。
視点を変えれば今の仕事にも面白さが見いだせるかもしれません。
最後に
本気で自分を変えたい、この気持ちを持ち続けることが実は一番難しい。
長年の習慣を変えないといけないから・・・。あなたがいくら自分で意識しても体と脳が抵抗をします。それはあなたを守るためだから。脳は変化をリスクと捉えます。
あなたに求められているのは「行動力」。行動の前には脳もあなたにひれ伏すしかありません。行動して行動して、そして脳をあなたがコントロールするのです。
本気で自分を変えたい、というのは本気で即「行動に移す」と言うこと。
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